旧 のり部屋

前に使っていたブログです。

オーダーギターはやめておけ!? 理由はただ1つ!

      2016/07/01

Sorry. No data so far.


ネットで「オーダーギター」に関してのやりとりを見ました。
オーダーギターって良いのかな?悪いのかな?

自分自身オーダーして作って頂いたギターを使用していて色々と思う事があったので「オーダー楽器」について書いてみますね。

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オーダーギターのメリット

好きな仕様のギターが作れる

限度はあれど、自分の欲しい仕様のギターを作ってもらえます。
奇抜なボディ・ヘッド形状、ネックの形・厚さ、ピックアップの配置・数、電装系・・・全てが思いのまま。

「ああしようかな?こうしようかな?」
この考える時間も楽しいですよね♪

世界に1つだけの”俺だけ”の楽器

この魅力はすさまじいものがありますよね!
誰も持っていない、自分のオリジナルの楽器。
自分を象徴する楽器を手に入れられる。

オーダーギターのデメリット

メリットもあればデメリットもあります。
あれこれと要望に応えてくれるオーダーギターは値段がどうしても高くなってしまいますね。
好みの音を伝えるのも自分の知識がないとちょっと大変ですね。

いくつかあるんですが、そんなのはどうでもいいくらいのデメリットがあります。

オーダーギターは最高の音ではない!

「オーダーしたギターが必ずしも”最高の音”ではない可能性がある」ということ。

最高の音とは

まず、「最高の音」というのがとても抽象的な言葉なので、少し定義付けを。

ここで言う最高の音は、「自分が良いと感じるかどうか」です。
色んなギターを弾いてみると「これはスゴイ!超良い!」というのもあれば「これはあんまだね」というのに出会ってるはずです。
この良い悪いは個人の価値観によるものです。

その「良い」と感じる音こそ、自分にとっての「最高の音」だと思っています。

同じスペックでも音は違う

良い悪いというのは、同じスペックのギターで差が出ます。
これは「個体差」です。
同じ工房や同じ時期に作られていても多少の差が出てきます。
それは木の質が関係しているかと思う。

木は生き物で、同じ「メイプル」「アルダー」など一口に言っても、音響特性はあれど全てが同じ音・質ではない。
もし同じ音だったら、同じスペックのギターはほぼ同じ音が出るでしょう。

個体差は必ず出ます。
「アタリ、ハズレ」と呼ばれるものですね。

どんなに高価な楽器でもハズレのものもあるし、どんなに安いのでもアタリのものが存在する。
色々と弾いて思うのがアタリの物は値段とか関係なく凄まじいですね。
同じブランドだから、同じスペックだから、同じ値段だから同じ音が出るというわけではないんですよね。(音の傾向としては似るが。)

オーダーギターはギャンブル

オーダーギターは自分のための世界で唯一のギターです。

それは、完成するまで音は分からないです。

完成してみて、初めて「オーダーギターの音色」を知ることができます。
ここで初めて「良い」か「悪い」かを判断できる。

ちなみにここで言うのはあくまで「音(出音)」に関してです。
「自分の~」とかは抜きにして客観的に身て・聴いての判断です。

高いお金を出して、完成してみて初めて音がわかる。

これって「賭け」ですよね。

吉とでるか凶とでるか、オーダーした時には分からないんですもん。
完成してみて「あんま良くないな」と思う可能性もある。
「超絶良い音!」となる可能性もある。

そこの工房の何かが良くて同じ仕様にしたとしても個体差がある。

オーダーギターの出音に関してはギャンブル・博打です。

「自分のギターだから」とかの心理を抜きにして客観的に見た場合、オーダーしたギターが必ずしも”最高の音”ではない可能性がある。
「自分の考えた最高のギター」が「史上最強の音」とは限らないということです。

気に入らない音質でもキャンセルや作り直しは不可能です。

※工房の技術によってある程度のクオリティは確保されますが、それがすべてとは言えないのも事実かと思っています。

自分の経験

こう考えるようになったのも自分のギターの経験があるからです。

僕もとある工房にセミオーダーをお願いしてオリジナルギターを作りました。

オーダーギターはデメリットの方が強い??

このギター、思ったよりも普通なんです。
と言ってもいう程悪くはないんですよね。でも超絶良いか?と聞かれるとNOと言える。
普通。

でもこれはオーダーだからというわけでも工房が悪いわけでもないんです。他の要因があるんです。

というのも、ボディのトップ材と指板材は自分で調達したものを使っていただいたから。
もしこれが全てその工房が管理する木材を使ったらどうだったかは正直分からない。

なので、「だからこの工房はクソ」とかは言う気はないです。
実際ここは良いギター作ってるし、市販品の中でとてつもない個体に出会った事もあります。 そしてここの工房の社長・社員の人も大好きです。

自分で要因を作ったとはいえ「オーダーだからって全てが完璧じゃないのかもしれない?」という思いが芽生えたわけです。
それから、知り合いのギターやお店に吊るされているギター、中古で売られているオーダーギターなどなど、たくさん弾いてきました。

正直、自分のギターよりも断然良いギターもたくさんあったし、オーダーギターでも初心者用のギターか!?っていうのにも出会った事がある。 高いギターでも普通なのもあれば、4~5万のでも良いのもあった。

これは「個体差」に尽きるなと。

ここから自分の中で導き出された答えがあります。

自分の求める最高の音は試奏して見つけろ!

これです。
あくまで出音に関してですよ。

最高の音が欲しいならオーダーという選択は向いていないのかなと思ってます。

自分の欲しい仕様と同じ・もしくは近いのを見つけて、試奏して良いか悪いかを判断して購入する。

これです。 時間はかかるかもしれないけど、「とにかく試奏!」これに尽きます。

試奏させてもらってピンとこなければ購入は見送り、「これだ!」と思えば購入。
これがベストだと思います。
さらにそこまで多くは無いけど、アタリを見つけられれば「好きな音」かつ「最高の鳴り」を手に入れる事も出来ます。
ギャンブルをするよりも確実に音質面で気に入るものが手に入れられます。

僕の場合がまさにこれに当てはまりますね(笑)
オーダー要望がいわゆる普通の「コンポーネントギター」で、特に奇抜なデザインや機能を求めているわけではなかったわけです。
「ノーマルなコンポーネントギター」なんて、欲しい仕様ドンズバのはたくさんあったわけです。

こういう場合は確実に気になる仕様のを片っ端から弾くに限ります。

(細かく言うとネックの形状はこだわったので、そういうコンポは存在しないと思うので、その点は気に入っています。)

※これなんかオーダーギターとほぼ同じ仕様じゃないかな?(笑)

さいごに

個人的に思った事を書いてみました。

だからといって「オーダー」というものを完全否定するつもりは全くないです。

オーダーという物の強さと弱さがあるだけだと思っています。
またオーダーする人が「何を一番に求めているか」によります。

  • 全世界どこにもないデザイン
  • 自分好みのカラー・配色
  • 自分のこだわりの部分がある(ネックの厚さとかボディ材とか)
  • 俺だけの武器が欲しい

などは、オーダーをした方が希望は満たされますね。
見た目や他にはない仕様の部分ではオーダーの意味は強いです。

逆に

  • 音質が最重要
  • 比較的オーソドックスな仕様で良い

などはオーダーはしないで、良い個体を見つける方が満足度は高まるかと思っています。(可能性として)
細かい仕様は「慣れ」で対処できたりもするので。

音(種類や方向性ではなく質)が最優先ならオーダーはやめた方が良いと思っています。 リスキーな部分が大きいので。

優先順位次第です。

オーダーというものは一長一短があるので、両面を見て決めることができれば良い楽器選びができると思います。

そしてどの方法を選ぶにせよ、どの楽器を手に入れるにせよ個人個人が満足していればそれが最高な選択だと思う。 楽しく演奏できるような物が最高の物でもあるとも思ってます!

何を買おうがどう手に入れようが周りがとやかく言うものでもないし、当人も気にする問題でもないですよね。

人それぞれ価値観があって、色々な考えがあるので違う考えもあるかと思いますが、少しでも自分にとって良い選択ができればいいですね♪

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※先日toggeterの公式にも紹介して頂いたまとめです。
MLピックの感想をまとめてあります!是非ご覧ください!

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