旧 のり部屋

前に使っていたブログです。

自分のギタープレイを説明・解説できるメリット

   


先日の件で、ちょっと思ったことがあったので少し書いてみたいと思います。

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先日の件

先日の件とは・・・
【動画】君の知らない物語 supercell ソロ アレンジ【君しらアレンジソロ企画】
についてです。


■ ニコニコ動画 → http://www.nicovideo.jp/watch/sm28687018

※見れない人はYoutubeとかで。

これについて解説を超長文で書きました。
■ 【解説】君の知らない物語 ソロ の曲の解釈・フレーズについて

解説に対する他人の考え

解説を公開して、いくつかの声が聞こえてきた。

  • こんなに考えてたのか~!
  • これを見ながらソロを聴くと言いたいことが分かる
  • 聴いてて気持ち良いと思ったの理由はこういう部分にあったんだね
  • などなど。

    ただ、他の考えもあると思う。
    直接言われたわけではないので、思っている人がいるのか分からないけど、中にはこう思っている人もいると思う。

  • そんなに考えてたら感覚的じゃない
  • 気持ちがこもってない
  • めんどくせー
  • とか。

    プレイ・フレーズの選択は一瞬

    「解説」で文章にした際にやたら長かったけど、あれは「あえて説明すると」ということであり、プレイ・フレーズの選択は一瞬で感覚的だった。

    数回原曲を聞き流せば「ふむふむ、最初はこんな感じで入って、起承転結の始まり終わりはこんな感じだな~。で、終わりは盛り上がって終わりだな~」っていう風に思うし、フレーズも「あ、これちょっと違うな~・・・違うパターンだな・・・あ、これこれ」っていう連続。

    理論詰めではなく、かなり感覚寄り。

    でも、フレーズの組み立てや流れはある程度自分なりの理論があって説明できる。

    自分のギタープレイを説明・解説できるメリット

    「自分のプレイを解説」って、あまりやったことがなくて、やってみて中々面白いなぁと。

    この自分のプレイを言語化できるというのは、メリットがあると思った。

    その中で一番のメリットはコレと思ったのが、

    「自分のプレイを再現できる」

    ということ。

    まず、言語化できるということは、自分のプレイの理由が分かっているということ。
    分かっていなければ「いや、なんとなく」で終わると思うし。
    (必ずしもこれがNGとは思わないけど。)

    自分のプレイが分かっている、また「こういう時にこう対処する」というのが確立されていること。
    しかも、この確立された手法は1つだけではなく、ストックしていける。

    イメージしてみてね。

    目の前に箪笥があり、たくさんの引き出しがある。
    「半分くらいまでは静かめで、後半は爆発する間奏」というセクションがあり、そこにはたくさんの引き出しがある。
    その中にはたくさんの対処法・アイデアがある。
    この引き出しの中身はある程度やってきて良いとさせる自分のアイデアが入っている。
    セクションは膨大にあり、引き出しの数も無数。経験を積めば積むほど引き出しの数は増える。
    しかも引き出しを選ぶのもアイデアを取り出すのも一瞬でできる。

    ・・・いかがでしょ?

    もちろん奇想天外な今まで考え付かなかったフレーズが思いつく場合もある。
    脳内にたくさんの引き出しもある。

    「G7が鳴った時に、こうやってスライドしながら入ってこの音を鳴らすのが好きなんですよ」
    というのも1つの引き出しだと思う。

    いくつもの引き出しがあれば、過去にやった曲に近い雰囲気の引き出しを選べば、それに近いフレーズを組み立てる事が出来る。
    流れを意識したフレーズや、表現したい意味のフレーズのストックもどんどん増やせる。

    「朝日が差し込んでる時のキラキラ感」を出したければその引き出しを選べば良い。

    この考え方の良い部分はさらにあって、
    良かった流れ・フレーズは同じ引き出しを選べばよい。
    それ以外に、良くなかった・評価されなかったのを選んでしまっていたら、次はその引き出しを選ばなければ良い。
    ということ。
    組み合わせ次第。

    なんとなくも良いけど、自分のプレイの意味を理解し、さらに言語化できるというのは良いことだと思う。

    ※正確には「頭に思ったイメージ・言語を音に変換できること」ですね^^

    この考えはとある大先輩の教え

    でもね、こーんな堅苦しく感じる考えは昔は無かったんですよ(笑)
    昔だったら「カッコよければ良いんじゃない?」って思ってた。 今でも多少はあるけど。

    ただ、とある方と出会ってから、色々と考えるようになりました。

    ひょんなことから出会って、出会ってみたら超スゴイスタジオギタリストさんだったんですよね(笑)
    その方がRECしたCDをずっと聞いて育ってきましたっていうレベル。
    「え、ブラピのタイミングのギター弾かれてたんですか!? え、あのアイドルも!!?? え~~~!!?!?!?」の連続(笑)

    その方と同じ現場でいくつか演奏させて頂き、楽しく接して頂き、さらに音楽的にも色々と勉強させて頂きました。

    その中で、今回書いたことと関係のある言葉があったんです。

    その方はギターの演奏だけでなく、作曲・編曲もされてて、次の現場で作曲された曲を演奏する事になったんですね。

    そこで、

    「この部分は、曲が迷ってる部分だからこういう音を入れたんだよ。」
    「ここはようやく光が差して次に向かうっていう場面だからこうしたんだよ。」
    「ここはこうだから、メジャーだったコードをわざとマイナーにしたんだよ。」

    というのを全部説明してくれたんだよね。

    そして

    「全部の音に意味があるよ」

    と。

    正直、自分はそこまで考えてなかった。
    曲に合えば~、カッコよければ~、だけで終わってた気がする。

    「そういう意味を考えたうえでの自分のセンス」。
    先輩はそこが評価されてるんだと思うし、引っ張りだこのスタジオギタリストになれたんだと思う。

    先輩の言葉や音に対するこだわりを聞いてから、自分の中で何かが変わった気がします。
    もちろん急激に全てが変えられてるわけでもないし、考えてきた年数が比べようもないのでまだまだだけど。

    だけど、「フレーズの組み立ての意味」「流れの意味」「音の意味」などを考えて行くのは大切で、その蓄積が色々なメリットをもたらしてくれるんだと思います。

    【関連】

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